高校生は夏休み。
この時期に、受験迷子になる方にはある共通点があるなと感じたので、それを紹介します。
共通点1: いろんなものに手をつける
参考書や問題集を何冊も同時に進めている。
A塾に通い、B塾の夏季講座を受けている。
本人が数学Ⅲを苦手にしていると聞いた親御様が、さらに問題集を買い足す。
どんどんやるべきことは増えていく。
最初はやる気いっぱいで問題とも感じない。
でも途中から、
「全部終わらない」
「復習にまで手が回らない」
「身についている感じがしない」
——そんな状態に気づき始めます。
共通点2: 目先の苦手から考える
先ほどの「数学Ⅲが苦手だから問題集を買い足す」という話もありました。
苦手を克服することを起点に考えると、やるべきことは膨大になります。
というのも、人はできないことの方が多いので、「今、苦手だと感じていること」はどんどん増えていくからです。
一方で、志望校に受かるために必要な能力を先に見極めて、そのうえで「できていないこと」を見ていくと、やるべきことはもっと絞れていく。
同じ「苦手をつぶす」でも、目的ありきなのか、目の前の苦手を潰すかによっても、やることはかなり変わってきます。
共通点3: 志望校に受かるために必要なことを説明できない
共通点1と2の傾向がある場合、志望校に受かるために必要な能力を認識していないことがほとんどです。
でも、実際に志望校に必要な能力を理解しようとすると、意外と難しい。
「志望校に受かるために必要な能力」を、模試の判定でも偏差値でもなく、自分の言葉で説明できるか。
一度、紙に書き出してみる。
書けなかった部分こそ、ゴールが分からないまま走っている「本当の課題」です。
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今年受験する人も、来年受験する人も。
「とりあえず基礎」「とりあえず勉強」で思考を止める前に、志望校に受かるために何が必要なのかを、まず自分の言葉で説明できるようにしてみる。
説明できないまま積み上げた基礎は、安心材料にはなっても、合格への近道ではないかもしれない。
だからこそ、一度紙に書き出してみませんか。
