「模試はA判定を取れたのに、過去問が解けない」
「模試でA判定を取ったのに、受験本番で問題が解けない」
これは毎年、起きています。
なぜそうなると思いますか?
一言で言えば、
模試と志望校とでは、測っている力が違うからです。
模試は体力測定のようなもの ー A判定が証明していないこと
模試は体力測定のようだと思います。
確かに測定値が良い人ほど、いろんなスポーツができることもある。
でも、卓球は上手いけど、サッカーは苦手。
体操競技は得意だけど、球技は全くダメ。
そういうことって普通にありますよね。
大学受験でも、志望校によって競技が変わる。
だからこそ、模試(体力測定)で結果が良くても、志望校の過去問が解けないということは普通に起きることです。
単語帳を1冊完璧にしたのに、
過去問では知らない単語の使い方が出てくる。
手持ちの問題集は解けるのに、
過去問では見たことのない問題が出てくる。
実は、私は1度目の受験で、その罠にしっかりハマりました。
単語帳や問題集を1冊やり切ることも、それ自体は間違っていません。
問題は、その中身が志望校とどう繋がっているのかを、理解しないまま進めてしまうことにあります。
「学力を上げよう」という言葉には、目的語がない
「まずは学力を上げよう」
「とにかく偏差値を上げてから、志望校を考えよう」
高校生の頃、そう言われていました。
今もこの声は多い気がします。
でもそれは何の学力でしょうか。
その偏差値は、本番とどう繋がるのでしょうか。
「体力をつけたい」と言っているのと同じで、それだけでは何も決まらない。
ものすごく体力のあるマラソン選手が、サッカーで活躍するとは限らないように。
今日できること
今日できることを1つだけ。
解けなかった過去問を何問か並べて、「どこで止まったか」を見てください。
そこを特定したら
・それは単純な知識の話なのか、考え方の話なのか
・その知識や考え方は、これまでに使った問題集と共通点があるのか
・問題文の誘導に乗れていたのか
・他の過去問(年度)でも共通する型なのか
私ならこれらの視点で、原因をしっかり見つめ直します。
3年分ほど並べれば、共通点は見えてきます。
10年分を1問ずつ分解すると、3年では見えなかった型まで見えてきました。
志望校対策はいくらでもフライングできます。
何なら高校1年から始めても良い。
それに早く気づき、走り出した人はライバルと大きな差が生まれます。
