日本語では同じ言葉でも英語では動詞が変わるケースと、 動詞ごとに決まっているうしろの形を、4択20問で確認します。 1問ずつ「解説を見る」を開くと、正解の理由だけでなく、他の選択肢がなぜ不正解かも確認できます。
問1
Could you ( ) this letter to the post office on your way out?
① take ② bring ③ carry ④ fetch
解説を見る ▶解説を閉じる ▼
和訳:出かけるついでに、この手紙を郵便局まで持って行ってもらえますか。
- ① take(正解):take A「話し手のいる場所から離れていく動きを表す」。郵便局は聞き手がこれから向かう先。
- ② bring:bring A は話し手のいる場所へ向かう動きを表す。郵便局は話し手のいる場所ではないので不成立。
- ③ carry:物理的に運ぶ動作そのものを表すが、on your way out(出かけるついでに)という方向性の文脈には take のほうが合う。
- ④ fetch:取りに行って持ち帰る往復の動きを表す。手紙を届けに行くだけのこの文脈には合わない。
問2
When you come to the party, please ( ) your camera.
① take ② bring ③ carry ④ fetch
解説を見る ▶解説を閉じる ▼
和訳:パーティーに来るときは、カメラを持ってきてください。
- ① take:話し手から離れていく動きを表す。come(話し手のいる場所へ来る)と方向が逆になり不成立。
- ② bring(正解):bring A「話し手のいる場所へ向かう動きを表す」。come to the party と方向が一致する。
- ③ carry:運搬動作そのものは表せるが、この文の主眼は「どこへ向けて持ってくるか」という方向性なので bring が適切。
- ④ fetch:往復の動きを表す語で、単に持参することを頼むこの文脈には合わない。
問3
She was ( ) a heavy suitcase up the stairs when I saw her.
① lifting ② bringing ③ carrying ④ fetching
解説を見る ▶解説を閉じる ▼
和訳:私が見かけたとき、彼女は重いスーツケースを階段の上まで運んでいた。
- ① lifting:lift A「Aを持ち上げる」は一瞬の動作を表す語で、up the stairs という継続的な移動の描写には合わない。
- ② bringing:話し手のいる場所へ向かう動きを表す語で、up the stairs という物理的な移動経路の描写には合わない。
- ③ carrying(正解):carry A「手や腕で運ぶ、話し手からの距離を問わない」。重い物を運ぶ動作そのものを描写している。
- ④ fetching:取りに行って持ち帰る往復を表す語で、単に運んでいる最中の描写には合わない。
問4
Could you ( ) my glasses from the kitchen? I can’t see a thing without them.
① watch ② hold ③ carry ④ fetch
解説を見る ▶解説を閉じる ▼
和訳:台所からメガネを取ってきてもらえますか。それがないと何も見えないんです。
- ① watch:watch A「Aを見る」という意味で、メガネを取りに行くという行為とは無関係。
- ② hold:hold A「Aを持っている・つかんでいる」という静止した状態を表す語で、取りに行くという移動の意味は含まれない。
- ③ carry:運搬動作そのものを表すが、fetch のような「取りに行く」意味は含まれない。
- ④ fetch(正解):fetch A「取りに行って持ってくる、往復の動きを含む」。「台所へ行ってメガネを取り、戻ってくる」内容に一致する。
問5
That blue dress really ( ) her; the color brings out her eyes.
① suits ② fits ③ matches ④ borrows
解説を見る ▶解説を閉じる ▼
和訳:あの青いドレスは彼女によく似合っている。色が彼女の瞳を引き立てている。
- ① suits(正解):suit A「服装・色などが人に似合う」。the color brings out her eyes(色が瞳を引き立てる)という理由と一致する。
- ② fits:fit A は「大きさ・型が合う」の意味。色の話には合わない。
- ③ matches:match A は物どうしの調和を表す語で、主語も目的語もふつう「もの」。ここでは her(人)が目的語なので不成立。
- ④ borrows:「借りる」の意味で、この文脈には無関係。
問6
These shoes don’t ( ) me anymore; my feet have grown.
① suit ② fit ③ match ④ rent
解説を見る ▶解説を閉じる ▼
和訳:この靴はもう私に合わない。足が大きくなったから。
- ① suit:色や雰囲気が似合うかどうかの意味。my feet have grown(足のサイズが変わった)という理由には合わない。
- ② fit(正解):fit A「大きさ・型などが人・ものに合う」。足のサイズが変わったという理由と一致する。
- ③ match:物どうしの調和を表す語で、人(me)を目的語にとる形とは合わない。
- ④ rent:「有料で借りる/貸す」の意味で、この文脈には無関係。
問7
This bag doesn’t ( ) your shoes; the colors clash.
① suit ② fit ③ match ④ use
解説を見る ▶解説を閉じる ▼
和訳:このバッグはあなたの靴と合っていない。色がぶつかっている。
- ① suit:suit A「(色・服装などが)似合う」も物どうしで使うことはあるが(例:That color doesn’t suit the room.)、the colors clash という「2つの物の色がぶつかる」という理由には、ものどうしの調和を表す match のほうが直接対応する。
- ② fit:大きさ・型が合うかどうかの意味で、色の調和を表すこの文脈には合わない。
- ③ match(正解):match A「ものどうしが調和する」。the colors clash(色がぶつかる)という理由と一致する。
- ④ use:「使う」の意味で、この文脈には無関係。
問8
I ( ) this book from the library, so I have to return it by Friday.
① lent ② borrowed ③ rented ④ used
解説を見る ▶解説を閉じる ▼
和訳:図書館でこの本を借りたので、金曜日までに返さなければならない。
- ① lent:lend A「(無料で)貸す」。この文の主語は借りる側なので不成立。
- ② borrowed(正解):borrow A「(持ち運べるものを)借りる」。借りる側が主語で、本を持ち帰って後で返すという内容に一致する。
- ③ rented:rent A は有料で借りる意味。図書館の本の貸し出しには使わない。
- ④ used:「使う」の意味で、持ち帰って一定期間手元に置くこの文脈には合わない。
問9
We ( ) a car from an agency at the airport for ¥8,000 a day.
① lent ② borrowed ③ rented ④ fetched
解説を見る ▶解説を閉じる ▼
和訳:私たちは空港のレンタル会社で、1日8,000円で車を借りた。
- ① lent:貸す側の動詞。この文の主語は借りる側なので不成立。
- ② borrowed:無料で借りる意味。an agency(業者)から料金を払って借りるという内容とは合わない。
- ③ rented(正解):rent A「有料で借りる」。業者から1日8,000円で借りるという内容に一致する。
- ④ fetched:取りに行って持ち帰る意味で、車を一定期間借りる内容には合わない。
問10
May I ( ) the phone at the front desk? Mine is out of battery.
① lend ② borrow ③ rent ④ use
解説を見る ▶解説を閉じる ▼
和訳:受付の電話を使ってもいいですか。私の携帯の電池が切れてしまって。
- ① lend:貸す側の動詞で、この場面には合わない。
- ② borrow:持ち運んで別の場所で使う意味。受付の電話はその場に固定されており、持ち運べないので不成立。
- ③ rent:有料で借りる意味で、この場面には合わない。
- ④ use(正解):use A「その場で使う」。動かせない受付の電話にはこの語を使う。
問11
I ( ) that he has really finished the whole project by himself.
① doubt ② suspect ③ suggest ④ appreciate
解説を見る ▶解説を閉じる ▼
和訳:彼が本当にひとりでプロジェクト全体を終わらせたとは思えない。
- ① doubt(正解):doubt (that) SV「…でないと思う」。that節の内容(本当に終わらせた)を信じていないという文意に一致する。
- ② suspect:suspect (that) SV は「…らしいと思う」で、that節の内容を信じている場合に使う。ここでは逆の意味になり不成立。
- ③ suggest:「提案する」または「示唆する」の意味。that節の内容を疑うという文意には合わない。
- ④ appreciate:「ありがたく思う」の意味で、この文脈には無関係。
問12
I ( ) that my brother ate the last piece of cake without telling anyone.
① doubt ② suspect ③ remind ④ explain
解説を見る ▶解説を閉じる ▼
和訳:弟が誰にも言わずに最後のケーキを食べたのではないかと思う。
- ① doubt:that節の内容を信じていない場合に使う。ここでは「食べたのだろう」と思っているので逆の意味になり不成立。
- ② suspect(正解):suspect (that) SV「(どうも)…らしいと思う」。that節の内容を信じている文意に一致する。
- ③ remind:remind A that SV「Aに…だと気づかせる」の形をとり、目的語Aが必要。ここには入らない。
- ④ explain:explain (that) SV は「…と説明する」の意味で、推測を表すこの文脈には合わない。
問13
Most of my colleagues ( ) him to be the most reliable person on the team.
① doubt ② suspect ③ consider ④ appreciate
解説を見る ▶解説を閉じる ▼
和訳:同僚のほとんどは、彼をチームで最も頼りになる人だとみなしている。
- ① doubt:doubt は that節を続ける語で、A to be B の形はとらない。
- ② suspect:suspect A to be B という形自体はある(例:She suspected him to be an impostor.)が、suspect は好ましくない内容を疑う語なので、the most reliable person という肯定的な評価には合わない。
- ③ consider(正解):consider A (to be) B「AをBとみなす」。him=the most reliable person という関係が成り立つ。
- ④ appreciate:目的語に「もの・事」をとる語で、A to be B の形をとらない。
問14
Let me ( ) you that the deadline for this report is this Friday, not next week.
① remind ② suggest ③ hope ④ doubt
解説を見る ▶解説を閉じる ▼
和訳:このレポートの締め切りは来週ではなく今週の金曜日だということを、念のためお伝えしておきます。
- ① remind(正解):remind A that SV「Aに…ということを気づかせる」。相手が忘れているかもしれない事実を、念のため伝え直す場面に一致する。
- ② suggest:suggest は人を直接目的語にとれない動詞。✕ suggest you that SV という形は不成立。
- ③ hope:hope も人を直接目的語にとれない。✕ hope you that SV という形は不成立。
- ④ doubt:doubt A that SV という形は存在しない。doubt (that) SV の形で使う。
問15
Could you ( ) me with these boxes? They’re too heavy for me alone.
① help ② suggest ③ remind ④ appreciate
解説を見る ▶解説を閉じる ▼
和訳:この箱を運ぶのを手伝ってもらえますか。私ひとりでは重すぎるので。
- ① help(正解):help A with B「Aの(仕事・動作)Bを手伝う」。うしろの with と組み合わさる動詞はこれだけ。
- ② suggest:suggest A with B(誤り。この形は存在しない)。
- ③ remind:remind A of B「AにBを思い出させる」の形はとるが、remind A with B(誤り)という形はない。
- ④ appreciate:appreciate A with B(誤り。この形は存在しない)。
問16
The committee ( ) postponing the meeting until next month.
① suggested ② hoped ③ helped ④ reminded
解説を見る ▶解説を閉じる ▼
和訳:委員会は、会議を来月まで延期することを提案した。
- ① suggested(正解):suggest doing「…することを提案する」。動名詞を直接目的語にとれる動詞。
- ② hoped:hope は動名詞を直接目的語にとらない。うしろに続けるなら to do または for A。
- ③ helped:help doing という形は存在しない。
- ④ reminded:remind doing という形は存在しない。remind A to do のように目的語が必要。
問17
Please ( ) me to submit the form before Friday; I always forget these things.
① suggest ② hope ③ remind ④ doubt
解説を見る ▶解説を閉じる ▼
和訳:金曜日までに書類を提出するよう、私に気づかせてください。こういうことをいつも忘れてしまうので。
- ① suggest:suggest A to do という形はとらない動詞。
- ② hope:hope も人を直接目的語にとれない。
- ③ remind(正解):remind A to do「Aに…することを気づかせる」。「忘れっぽいので気づかせてほしい」という文意に一致する。
- ④ doubt:doubt A to do という形は存在しない。
問18
I really ( ) your help with the move; I couldn’t have done it alone.
① thank ② appreciate ③ suit ④ suggest
解説を見る ▶解説を閉じる ▼
和訳:引っ越しを手伝ってくれて本当にありがたく思っています。ひとりではできませんでした。
- ① thank:thank は「人」を目的語にとる動詞。your help(もの・事)を直接目的語にはとれない。
- ② appreciate(正解):appreciate A「A(もの・事)をありがたく思う」。your help という「事」を目的語にとれる。
- ③ suit:「似合う」の意味で、この文脈には無関係。
- ④ suggest:「提案する」の意味で、感謝を表すこの文脈には合わない。
問19
My teacher ( ) the grammar rule to me twice, but I still didn’t get it.
① explained ② told ③ suggested ④ reminded
解説を見る ▶解説を閉じる ▼
和訳:先生はその文法規則を2回私に説明してくれたが、それでも理解できなかった。
- ① explained(正解):explain A to B「BにAを説明する」。explain はSVOOの形をとれないので、説明する相手には to が必要。
- ② told:tell A to B「AをBに話す」という語順自体は story・truth・lie など限られた名詞となら成立する(例:He told the story to me.)が、the grammar rule のような説明対象の内容には使わない。文法規則を説明するには explain が必要。
- ③ suggested:suggest to A that S do のような形はとるが、この文の構造(A to B)には合わない。
- ④ reminded:remind は A(人)を直接目的語にとる動詞で、explain のような A to B の語順はとらない。
問20
After months of practice, she finally ( ) understand what the coach had been telling her.
① became to ② came to ③ got to be ④ went to
解説を見る ▶解説を閉じる ▼
和訳:何か月も練習を重ねたあと、彼女はついにコーチが言い続けていたことを理解するようになった。
- ① became to:✕ become to do という形は存在しない。become は become C(Cの状態になる)の形をとる。
- ② came to(正解):come to do「…するようになる」。understand のような状態を表す動詞と結びつく。
- ③ got to be:be のうしろに原形の understand は続かないので、文の形として成立しない。get to do「…するようになる」という形自体は正しく使えるが、be が入っている点が誤り。
- ④ went to:✕ go to do という形は存在しない。
📚 動詞の語法シリーズの学習順序で、この記事が全体のどこに位置するか確認できます。
