動名詞・不定詞の使い分けと使役動詞のチェックテスト|動詞の語法(1)

問1

My sister denied (   ) my earphones without asking.

① break ② breaking ③ to break ④ broken

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和訳:妹は、無断で私のイヤホンを壊したことを否定した。

正解:② breaking
  • ① break:原形(bare infinitive)を目的語として直接置く形は存在しない。
  • ② breaking(正解):deny doing「〜したことを否定する」。deny は動名詞だけを目的語に取る、入試で最も標準的な形。
  • ③ to break:deny は不定詞を目的語に取らない動詞。「〜することを否定する」は必ず動名詞。
  • ④ broken:過去分詞。deny の目的語として過去分詞を直接置く語法はない。

問2

The committee discussed (   ) the meeting until next week.

① to postpone ② postponing ③ postpone ④ to have postponed

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和訳:委員会は、会議を来週まで延期することを話し合った。

正解:② postponing
  • ① to postpone:discuss は他動詞で「〜について話し合う」の意味だが、目的語に不定詞は取れない。
  • ② postponing(正解):discuss doing「〜することを話し合う」。前置詞なしで直接動名詞を取る。
  • ③ postpone:原形を動詞の目的語として直接置くことはできない。
  • ④ to have postponed:不定詞の完了形にしても、そもそも discuss が不定詞を取らないので不成立。

問3

The old man hesitated (   ) the door because he heard a strange noise inside.

① opening ② to open ③ open ④ having opened

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和訳:老人は、中から変な物音が聞こえたので、ドアを開けるのをためらった。

正解:② to open
  • ① opening:hesitate は「〜するのをためらう」という意味で、これから行う動作を表すため to不定詞を取る。動名詞は不可。
  • ② to open(正解):hesitate to do「〜するのをためらう」。
  • ③ open:原形を目的語的に置く形は存在しない。
  • ④ having opened:hesitate はそもそも動名詞を目的語に取らないため形として不可。加えて完了動名詞は「すでに開けた」ことを表すため、「ためらって開けなかった」という文意とも矛盾する。

問4

Somehow, the rescue team managed (   ) all the passengers before the ship sank.

① saving ② save ③ to save ④ having saved

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和訳:救助隊は、船が沈む前になんとか乗客全員を救った。

正解:③ to save
  • ① saving:manage は「なんとか〜する(実際にやり遂げる)」の意味では必ず to不定詞。動名詞は取らない。
  • ② save:原形不定詞を目的語に取る用法は manage にはない(使役動詞ではない)。
  • ③ to save(正解):manage to do「なんとか〜する」。
  • ④ having saved:完了動名詞という形自体が manage の語法として存在しない。

問5

I still remember (   ) my grandmother’s cooking when I was a child.

① to taste ② tasting ③ taste ④ to have tasted

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和訳:子どもの頃、祖母の料理を味わったことを今でも覚えている。

正解:② tasting
  • ① to taste:remember to do は「これから〜するのを覚えている(忘れず実行する)」という未来志向の意味。when I was a child(過去の話)と時制的に矛盾する。
  • ② tasting(正解):remember doing「(過去に)〜したことを覚えている」。
  • ③ taste:原形を目的語に取る語法はない。
  • ④ to have tasted:remember が不定詞を取るのは「これから〜するのを覚えている」という未来の意味に限られるため、完了不定詞にしても①と同じく矛盾する。過去の経験は動名詞で表す。

問6

Don’t forget (   ) the plants while I’m away next week.

① watering ② to water ③ to have watered ④ watered

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和訳:私が留守の間、植物に水をやるのを忘れないで。

正解:② to water
  • ① watering:forget doing は「(過去に)〜したことを忘れる」の意味。ここでは next week(未来)の話なので意味が合わない。
  • ② to water(正解):forget to do「(これから)〜するのを忘れる」。
  • ③ to have watered:完了不定詞は「(すでに)水をやってしまったこと」を指すため、next week(これから行う行為)を忘れるなという文意と時制が矛盾する。
  • ④ watered:過去分詞を目的語として直接置く語法は存在しない。

問7

He tried (   ) the rusty bolt with a wrench, but it wouldn’t budge at all.

① loosening ② to loosen ③ loosen ④ having loosened

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和訳:彼はレンチで錆びたボルトを緩めようとしたが、まったく動かなかった。

正解:② to loosen
  • ① loosening:try doing「(実際に)〜してみる」は行為が少なくとも一度は実現したことを含意する。wouldn’t budge at all(まったく動かなかった)と矛盾する。
  • ② to loosen(正解):try to do「〜しようとする」。努力したが結果としてまったく成果が出なかった、という意味に合う。
  • ③ loosen:原形を目的語に取る語法は try にはない。
  • ④ having loosened:完了動名詞は「すでに緩め終えた」ことを表すため、「まったく動かなかった」と正反対の意味になり矛盾する。
ポイント:try doing / try to do の分岐点は「過去/未来」ではなく「行為が少しでも実現したか、まったく起きなかったか」。

問8

Getting a driver’s license doesn’t mean (   ) a car right away.

① to own ② owning ③ own ④ to have owned

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和訳:運転免許を取ることは、すぐに車を持つことを意味しない。

正解:② owning
  • ① to own:mean to do「〜するつもりだ」は、意図を持てる主語(人)が必要。主語が事柄であり意図を持てないため不成立。
  • ② owning(正解):mean doing「〜することを意味する」。無生物主語(事柄)と結びつく型。
  • ③ own:原形を目的語に直接置く語法はない。
  • ④ to have owned:①と同じ理由に加え、不必要に複雑な形。

問9

After finishing the report, she went on (   ) the next project immediately.

① planning ② to plan ③ plan ④ having planned

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和訳:報告書を終えた後、彼女はすぐに次のプロジェクトに取りかかった。

正解:② to plan
  • ① planning:go on doing「(同じ動作を)続ける」の意味。ここでは“次の”プロジェクトに移った場面なので、動作の切り替えを表す②が適切。
  • ② to plan(正解):go on to do「続けて(別のことを)〜する」。
  • ③ plan:原形を目的語に取る語法は存在しない。
  • ④ having planned:go on は動名詞自体は取る(go on doing)が、完了動名詞にすると「すでに計画し終えたことを続ける」という矛盾した意味になる。

問10

This old bridge needs (   ) before more cars start using it again.

① to inspect ② inspecting ③ inspect ④ having inspected

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和訳:この古い橋は、また車が使い始める前に点検される必要がある。

正解:② inspecting
  • ① to inspect:need to inspect だと「橋自身が(何かを)検査する」という能動の意味になってしまい、主語(橋)と矛盾する。
  • ② inspecting(正解):need doing=need to be done「〜される必要がある」という受動的な意味。橋(点検される側)と自然に結びつく。
  • ③ inspect:原形を目的語に取る語法はない。
  • ④ having inspected:need は動名詞自体は取るが、完了動名詞にすると「すでに点検し終えたことを必要とする」という意味になり文意と矛盾する。

問11

The manager didn’t let the new employee (   ) the important documents alone.

① handle ② to handle ③ handling ④ handled

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和訳:上司は、新入社員が一人で重要な書類を扱うことを許さなかった。

正解:① handle
  • ① handle(正解):let A do「Aに〜させる/Aが〜するのを許す」。使役動詞 let は原形不定詞を取るのが原則。
  • ② to handle:使役動詞 let は to不定詞を取らない(allow/permitとの違い)。
  • ③ handling:let は動名詞を補語に取らない。
  • ④ handled:受動の意味にするには let the documents be handled のように be が必要。単独の過去分詞では成立しない。

問12

His strict coach made him (   ) the same routine every morning without exception.

① practicing ② to practice ③ practice ④ practiced

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和訳:厳しいコーチは、彼に毎朝欠かさず同じ練習をさせた。

正解:③ practice
  • ① practicing:使役動詞 make は動名詞を補語に取らない。
  • ② to practice:make は force や oblige と違い to不定詞を取らない。必ず原形。
  • ③ practice(正解):make A do「Aに(無理やり)〜させる」。
  • ④ practiced:受動の意味にするには be practiced が必要で、単独の過去分詞では不成立。

問13

We had a technician (   ) the air conditioner because it stopped working suddenly.

① check ② to check ③ checking ④ checked

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和訳:エアコンが急に動かなくなったので、技術者に点検してもらった。

正解:① check
  • ① check(正解):have A do「Aに(専門家などに)〜してもらう」。点検するのは技術者本人なので、technicianとcheckの間には能動関係がある。
  • ② to check:使役の have(〜してもらう)は原形不定詞を取る。to不定詞を使うのは get の役割。
  • ③ checking:have + O + doing は「〜し続けさせる/〜している状態にしておく」という継続の意味(例:I had him waiting outside.)。一度きりの点検依頼には合わない。
  • ④ checked:technician(人)は「点検する側」なので能動の原形が正しい。過去分詞は「(物が)点検される」場合に使う。
ポイント:次の問14(get A done=受動関係)と対で考えると、「AとVの間が能動か受動か」の判断力が身につく。

問14

I need to get my passport (   ) before I travel next month.

① renew ② renewing ③ renewed ④ to renewing

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和訳:来月旅行する前に、パスポートを更新してもらう必要がある。

正解:③ renewed
  • ① renew:get + O + 原形 という語法は存在しない(get は have と違い原形不定詞を取らない)。
  • ② renewing:get + O + doing は実在する形だが「〜を動き出させる/動いている状態にする」の意味(例:get the car running)。パスポートが「動き出す」わけではないので意味が通らない。
  • ③ renewed(正解):get A done「Aを〜してもらう」。パスポートは「更新される」側なので過去分詞。
  • ④ to renewing:look forward to doing のように to が前置詞なら「to + 動名詞」自体は成立するが、ここは get の目的格補語の位置であり前置詞句を補語として置くことはできない。

問15

Somehow I always get my friends (   ) me with my homework.

① help ② helping ③ to help ④ helped

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和訳:どういうわけか、私はいつも友人に頼んで宿題を手伝ってもらっている。

正解:③ to help
  • ① help:get は have・make・let と違い、原形不定詞を取らない。必ず to不定詞。
  • ② helping:get + O + doing は実在する形だが「〜を動き出させる/〜している状態にする」の意味。「頼んで手伝ってもらう」という依頼の意味にはならない。
  • ③ to help(正解):get A to do「Aに(説得して)〜させる/〜してもらう」。get だけ他の使役動詞と違う形を取る。
  • ④ helped:get my friends helped は「友人が(誰かに)助けられる」という受動の意味になる。この文では友人が手伝う側なので、能動関係を表す to不定詞でなければならない。

問16

While walking in the park, I saw a small bird (   ) into the fountain and fly away again.

① dived ② to dive ③ dive ④ to diving

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和訳:公園を歩いていると、小さな鳥が噴水に飛び込んでまた飛び去るのが見えた。

正解:③ dive
  • ① dived:知覚動詞 see + O + 原形 の構文で、過去形をそのまま目的語補語には使えない。
  • ② to dive:知覚動詞の能動態では to不定詞は文法的に不可(受動態にすると to が現れる点と対比して覚える)。
  • ③ dive(正解):see A do「Aが〜するのを見る」。and で並ぶ fly(原形)と形が揃う。
  • ④ to diving:look forward to doing のように to が前置詞なら「to + 動名詞」自体は成立するが、ここは see の目的格補語の位置であり前置詞句を補語として置くことはできない。また fly away(原形)と等位で並ばず形が不統一になる。

問17

The airline requires all passengers (   ) at the gate thirty minutes before departure.

① arrive ② arriving ③ to arrive ④ arrived

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和訳:その航空会社は、出発30分前に搭乗ゲートに到着するよう全乗客に求めている。

正解:③ to arrive
  • ① arrive:require + O + 原形 という語法はない。require は使役動詞ではなく、必ず to不定詞を伴う。
  • ② arriving:require + O + doing という構文も存在しない。
  • ③ to arrive(正解):require A to do「(規則などが)Aに〜するよう要求する」。
  • ④ arrived:arrive は自動詞であり、受動(過去分詞)の形にすること自体が意味をなさない。

問18

The professor suggested (   ) the experiment again with a larger sample size.

① him to repeat ② that he repeat ③ him repeat ④ for him to repeat

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和訳:教授は、もっと大きいサンプル数でもう一度実験するよう提案した。

正解:② that he repeat
  • ① him to repeat:suggest は want・ask のように「O + to do」の形を取れない動詞。
  • ② that he repeat(正解):suggest that S (should) do「〜することを提案する」。should省略の原形(仮定法現在)。
  • ③ him repeat:suggest は使役動詞ではないため「O + 原形」も不可。
  • ④ for him to repeat:「for + O + to do」は arrange・wait などで使う形で、suggest の語法には存在しない。
ポイント:suggest は「SVO to do」の形は取れず、「that S should do」限定。最も間違えやすい境界の1つ。

問19

Her nervous smile suggested that she (   ) something from the rest of the team.

① hide ② should hide ③ was hiding ④ have hidden

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和訳:彼女の不安げな笑顔は、チームの他のメンバーから何かを隠していることを示していた。

正解:③ was hiding
  • ① hide:原形(仮定法現在)は suggest が「提案する」の意味のときに使う形。ここでの suggest は「示唆する(〜のように見える)」という意味なので通常の時制を使う。
  • ② should hide:①と同じ理由で不可。「should + 原形」も「提案」の意味専用の形。
  • ③ was hiding(正解):suggestが「示唆する」の意味の場合、that節は通常の時制。過去進行形で「その時、何かを隠している最中だった」という状況を表す。
  • ④ have hidden:現在完了形は、文全体の過去の語り(suggested)と時制の観点で整合しにくい。
ポイント:suggest には「提案する」と「示唆する」の二重の顔がある。「動詞を見たらshould/原形」という機械的な反応だけでは対応できない。

問20

The landlord insisted that the tenant (   ) the rent by the end of every month.

① pays ② paid ③ pay ④ has paid

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和訳:大家は、毎月末までに家賃を払うよう借主に要求した。

正解:③ pay
  • ① pays:insist が「(強く)要求する」の意味のとき、that節内は仮定法現在(原形)を使う。三単現の -s がついた直説法は不可。
  • ② paid:過去形(直説法)は「実際に起きた事実を主張する」場合の insist で使う形。ここでは要求内容なので原形が必要。
  • ③ pay(正解):insist that S (should) do「〜することを要求する」。should省略の原形。
  • ④ has paid:現在完了形も直説法であり、要求・提案系の insist が取るべき仮定法現在(原形)とは異なる。
英米差:イギリス英語では要求のinsistでも直説法(paid)が使われることがある。ここではアメリカ英語の標準(仮定法現在)に従って③が正解。

📚 動詞の語法シリーズの学習順序で、この記事が全体のどこに位置するか確認できます。

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