受動態の判断チェックテスト
すべての設問で、まず主語と動詞の関係が「する側」か「される側」かを確認してください。受動態の単元だからといって、必ず受動態が正解になるわけではありません。出題順もテーマ順ではなくシャッフルしてあります。
問1. This bridge ( ) over 100 years ago.
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(この橋は100年以上前に建てられた。)
- ④ was built(正解):bridge と build の関係は「される」側なので受動態にする。over 100 years ago という明確な過去を指す語句があるので、単純過去の受動態 was built にする。
- ① has built:能動態の現在完了。bridge が build する側になってしまい、意味が逆になる。
- ② has been built:受動態の現在完了だが、明確な過去を指す語句がある文では使えない。
- ③ built:能動態の過去形。bridge が build する側になってしまう。
問2. Yesterday, the strong wind ( ) all the leaves off the trees.
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(昨日、強風が木々の葉をすべて吹き飛ばした。)
- ③ blew(正解):wind と blow の関係は「風が葉を吹き飛ばす」という、風がする側の関係。単元が受動態であっても、関係を確認したうえで能動態を選ぶ必要がある。
- ① was blown:受動態にすると「風が(何かによって)吹かれた」という意味になるうえ、目的語 all the leaves と副詞句 off the trees をそのまま続けることができず、構造的にも成立しない。
- ② is blowing:現在進行形で、Yesterday という過去の一度の出来事と時制が合わない。
- ④ has been blown:受動態であることに加え、時制も合わない。
問3. While her parents were abroad, the child was ( ) by her grandmother.
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(両親が海外にいる間、その子は祖母に世話をしてもらっていた。)
- ④ taken care of(正解):take care of を1つの動詞と考える。A take care of B「AがBの世話をする」の受動態は B is taken care of by A。前置詞 of が動詞のあとに残ることに注意する。
- ① taken care:of が抜けている。群動詞は前置詞まで含めて1つの動詞と考えるので不可。
- ② taking care of:taking care of は能動の現在分詞。take care of は目的語を必要とする表現なので、直後に by her grandmother を続けることはできない。受動の進行形にするなら being taken care of の形にする。
- ③ take care of:原形のままで、過去分詞になっていない。
問4. Many students ( ) learning foreign languages these days.
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(近ごろ、多くの学生が外国語学習に興味を持っている。)
- ① are interested in(正解):be interested in …「…に興味がある」という定着した表現で、前置詞は in を使う。
- ② are interested by:interested by という言い方自体は存在するが、「〜によって一時的に興味を引かれた」という意味合いになり、日常的・継続的な関心を表す be interested in とは異なる。定型表現として押さえておくべきなのは in の形。
- ③ interest in:能動態で、students が interest する側になってしまい、意味も逆になる。さらに interest は他動詞で in を伴わない語なので、この形自体も成立しない。
- ④ interested:be動詞と前置詞 in の両方が抜けている。
問5. This document ( ) by tomorrow morning at the latest.
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(この文書は遅くとも明日の朝までに提出されなければならない。)
- ④ must be submitted(正解):document と submit の関係は「される」側なので受動態にする。助動詞のあとは常に原形の be を置くので、must be submitted の形になる。
- ① must submit:能動態で、document が submit する側になってしまう。
- ② must submitted:助動詞のあとに be が抜けており、過去分詞をそのまま置いてしまっている誤り。
- ③ must have submitted:能動態の助動詞+完了形。態も時制の形も本問の意図に合わない。
問6. He was always ( ) by his classmates because of his accent, and it hurt him deeply.
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(彼はいつもアクセントのせいでクラスメートに笑われていて、それが深く彼を傷つけた。)
- ① laughed at(正解):laugh at を1つの動詞と考える。A laugh at B「AがBを笑う」の受動態は B is laughed at by A。受動態にしても前置詞 at は動詞のうしろに残る。
- ② laughing at:laughing at は能動の現在分詞。laugh at は目的語を必要とする表現なので、直後に by his classmates を続けることはできない。受動の進行形にするなら being laughed at の形にする。
- ③ laugh at:原形のままで、過去分詞になっていない。
- ④ laughed:at が抜けている。群動詞は前置詞まで含めて1つの動詞と考えるので不可。
問7. Emma closely ( ) her older sister in both looks and personality.
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(エマは容姿も性格も、姉によく似ている。)
- ③ resembles(正解):resemble は「似ている」という状態を表す動詞で、目的語をとる他動詞であっても受動態にしない。Emma resembles her sister. のように能動態のまま使う。
- ① is resembled:受動態の形だが、resemble を受動態で使うのは不自然。
- ② was resembled:①と同じ理由で不自然。
- ④ is being resembled:進行形の受動態にしても、resemble の状態動詞としての性質とかみ合わない。
問8. He was ( ) wait for over an hour at the airport due to the delay.
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(彼は遅延のため、空港で1時間以上待たされた。)
- ② made to(正解):使役動詞 make は能動態では make A do の形(原形不定詞)だが、受動態にすると to が復活し、A is made to do の形になる。
- ① make:原形のままで、受動態の形になっていない。
- ③ making:make は目的語を必要とする動詞で、He was making wait という形は目的語がなく、そもそも成立しない。仮に成立するとしても、進行形にする文脈的な根拠もない。
- ④ made:to が抜けている。使役・知覚動詞の受動態では、原形ではなく to do に戻ることに注意する。
問9. A strange accident ( ) at the intersection last night.
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(昨夜、その交差点で奇妙な事故が起こった。)
- ① happened(正解):happen は「起こる」という意味の自動詞で、目的語をとらないため受動態にできない。an accident happens「事故が起こる」のように能動態のまま使う。
- ② was happened:happen は自動詞なので、そもそも受動態の形自体が存在しない。
- ③ was happening:態の点では能動で問題ないが、過去のある時点で進行中だったことを表す形。last night が指す一度きりの出来事には、単純過去 happened のほうが適切。
- ④ has been happened:②と同じ理由で、受動態の形自体が成立しない。
問10. 日本語の意味になるように( )内の語を並べかえなさい。
The young pianist(by / is / looked / to / up)critics.
(その若いピアニストは、評論家たちに尊敬されている。)
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解答:is looked up to by
look up to「〜を尊敬する」を1つの動詞と考える。A look up to B「AがBを尊敬する」の受動態は B is looked up to by A。前置詞 up・to が動詞のあとにそのまま残り、by と連続することに注意する。
問11. Every applicant ( ) a letter of recommendation by the professor.
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(すべての志願者は、教授から推薦状を送られた。)
- ④ was sent(正解):applicant(間接目的語)が主語になった受動態。give型の動詞では、間接目的語を主語にしても直接目的語はそのまま後ろに残るので、前置詞は不要になる。
- ① was sent to:直接目的語の前に to を入れてしまっているが、直接目的語がそのまま残る場合に to は不要。
- ② sent:能動態で、applicant が send する側になってしまう。
- ③ sends:②と同様に能動態で、態が逆になる点で誤り。
問12. The novel ( ) into more than 20 languages so far.
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(その小説は今までに20以上の言語に翻訳されている。)
- ① has been translated(正解):novel と translate の関係は「される」側。so far(今までに)は現在完了と結びつく語句なので、現在完了の受動態 have/has been done にする。
- ② has translated:能動態の現在完了。小説が translate する側になってしまう。
- ③ translated:能動態の過去形。態が逆であることに加え、so far(今までに)という現在完了と結びつく語句とも時制が合わない。
- ④ is translating:進行形かつ能動態で、態も時制も合わない。
問13. This temple is said ( ) in the 8th century.
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(この寺は8世紀に建てられたと言われている。)
- ③ to have been built(正解):もとの内容(8世紀に建てられた=過去)が、本動詞 is said(現在)より前の時点を表すので、不定詞は完了形 to have been built にする。態も「される」側なので受動態にする。
- ① to build:能動態で、temple が build する側になってしまう。
- ② to be built:受動態だが単純形で、過去の出来事であることを時制のずれとして表せない。
- ④ to have built:完了形だが能動態で、態が逆。
問14. A new highway ( ) between the two cities, so traffic is often diverted these days.
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(2つの都市の間に新しい高速道路が建設中で、そのため最近は交通がよく迂回させられている。)
- ① is being built(正解):highway と build の関係は「される」側。these days や文脈から工事が進行中であることがわかるので、進行形の受動態 be being done を使う。
- ② is building:能動態で、highway が build する側になってしまう。
- ③ built:単純な過去形と読むと highway が build する側になり意味が逆転する。過去分詞として読むとしても be動詞が抜けており、受動の形として成立しない。いずれにしても進行中であることは表せない。
- ④ has built:態が逆であることに加え、進行の意味も表せない。
問15. This song ( ) by a famous singer, but the songwriter is not well known.
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(この歌はある有名な歌手によって歌われたが、作詞・作曲者はあまり知られていない。)
- ③ was sung(正解):song と sing の関係は「される」側なので受動態にする。あとに by a famous singer と動作主が明示されているので、by A を残す形が自然になる。
- ① sang:能動態の過去形。song が sing する側になってしまう。
- ② sings:能動態の現在形で、①と同様に態が逆。
- ④ has sung:態が逆であることに加え、過去の事実を述べる文脈と時制も合わない。
問16. The new employee ( ) manager only two years after joining the company.
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(その新入社員は、入社してわずか2年後にマネージャーに任命された。)
- ② was named(正解):employee と name の関係は「される」側。SVOCの受動態は〈be+過去分詞+補語〉の語順になるので、was named manager となる。補語 manager には冠詞をつけないことに注意する(役職を表す語のため)。
- ① named:能動態で、employee が name する側になってしまう。
- ③ has named:能動態で、employee が name する側になってしまい、意味が逆になる。①・④と同様に態の点で誤り。
- ④ names:能動態の現在形で、①と同様に態が逆。
問17. Please use the north entrance; the main gate ( ) at the moment.
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(北口をご利用ください。正面の門はただいま修理中です。)
- ④ is being repaired(正解):gate と repair の関係は「される」側。at the moment は「まさに今」を表すので、作業が進行中であることを示す進行形の受動態 be being done を使う。
- ① repairs:能動態で、gate が repair する側になってしまう。
- ② is repaired:現在形の受動態で、習慣や一般的事実を表す。at the moment が示す「今まさに作業中」という意味にはならない。
- ③ was repaired:過去形で、at the moment が示す現在の話と時制が合わない。
問18. How often ( ) this bridge inspected for safety these days?
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(このごろ、この橋はどのくらいの頻度で安全点検を受けていますか。)
- ② is(正解):疑問詞のあとの語順は〈疑問詞+be動詞+S+過去分詞〉。bridge と inspect の関係は「される」側なので受動態が必要で、be動詞は is になる。
- ① does:能動態の疑問文の形。bridge が inspect する側になってしまう。
- ③ has:現在完了の受動態にするなら has been inspected の形が必要で、has だけでは不足。
- ④ was:過去形になり、these days(現在の話)と時制が合わない。
問19. No one wants ( ) about their mistakes in front of others.
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(誰も、他人の前で自分の失敗を思い出させられたくはない。)
- ③ to be reminded(正解):no one と remind の関係は「される」側(誰かに気付かされる)なので、不定詞も受動態にして to be done の形にする。
- ① to remind:能動態の不定詞で、no one が remind する側になってしまう。
- ② being reminded:want の目的語には to 不定詞を使うのが基本の形で、動名詞(being reminded)を直接目的語にすることはできない。
- ④ remind:原形のままで、to が抜けている。
問20. The missing cat still hasn’t ( ), even though the family has been searching for a week.
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(家族が1週間探し続けているにもかかわらず、いなくなった猫はまだ見つかっていない。)
- ② been found(正解):cat と find の関係は「される」側。hasn’t のあとに been を置く完了形の受動態 have been done の形になる。
- ① found:been が抜けている。cat が find する側という意味に見えてしまう。
- ③ finding:been が抜けている点に加え、finding は能動の形なので、been を補っても cat が find する側という意味になってしまい、態の点でも成立しない。
- ④ find:原形のままで、完了形の要件を満たさない。
