不定詞のみを目的語にとる動詞18語|doingとto doで意味が変わる動詞とあわせて整理
動詞のうしろに動名詞(doing)を続けるか、to不定詞を続けるかは、動詞ごとに決まっています。 doingしか続けられない動詞、to doしか続けられない動詞、そして両方を続けられるが意味が変わる動詞があります。
ここでは、目的語にto不定詞だけを取り、動名詞を続けられない動詞18語と、 doingとto doの両方を取るものの、どちらを使うかで意味が変わる動詞をまとめて整理します。
動詞のうしろに続けられる形で、動詞は3つのグループに分かれます。
- doingだけを取る動詞(avoid・enjoy・finish・suggestなど)
- to doだけを取る動詞(この記事の前半で扱う18語)
- doingとto doの両方を取り、意味が変わる動詞(この記事の後半で扱う7語)
頭文字だけをヒントに、空欄を埋めてみてください(すべて英語の方が空欄です)。
(a )to do : …する余裕がある
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We can’t afford to renovate the kitchen this year.
(今年はキッチンを改装する余裕がない。)
(a )to do : …しようと試みる
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The team attempted to break the world record.
(そのチームは世界記録を破ろうと試みた。)
(d )to do : …することに決める
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She decided to major in economics.
(彼女は経済学を専攻することに決めた。)
(d )to do : …することを要求する
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The workers demanded to see the manager immediately.
(労働者たちはすぐに経営者に会うことを要求した。)
(e )to do : …するつもりである
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I expect to finish the project by Friday.
(金曜日までにそのプロジェクトを終えるつもりだ。)
(f )to do : …することを怠る/…しそこなう
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He failed to submit the report on time.
(彼は期限までに報告書を提出しそこなった。)
(h )to do : …することを望む
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They hope to visit Kyoto next spring.
(彼らは来春、京都を訪れることを望んでいる。)
(l )to do : …することを身につける
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My little sister learned to ride a bicycle last summer.
(妹は去年の夏、自転車の乗り方を身につけた。)
(m )to do : なんとか…する
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Somehow, he managed to fix the leaking pipe himself.
(彼はひとりで、どうにか水漏れのパイプを直した。)
(o )to do : …することを申し出る
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My colleague offered to cover my shift on Saturday.
(同僚が土曜日の私のシフトを代わってくれると申し出た。)
(p )to do : …することを計画する
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We’re planning to renovate the garden next month.
(私たちは来月、庭を改装することを計画している。)
(p )to do : …することを準備する
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The players prepared to enter the stadium.
(選手たちはスタジアムに入場する準備をした。)
(p )to do : …するふりをする
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The cat pretended to be asleep.
(その猫は眠っているふりをした。)
(p )to do : …することを約束する
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He promised to call her back within an hour.
(彼は1時間以内に彼女に折り返し電話すると約束した。)
(r )to do : …することを拒む
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The customer refused to pay the extra fee.
(その客は追加料金を払うことを拒んだ。)
(s )to do : …しようと努める
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The company is seeking to expand into overseas markets.
(その会社は海外市場への進出を図ろうとしている。)
(h )to do : …することをためらう
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Please don’t hesitate to contact us if you have any questions.
(ご質問があれば、遠慮なくお問い合わせください。)
(t )to do : …する傾向がある
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People tend to overestimate their own abilities.
(人は自分の能力を過大評価する傾向がある。)
hesitateとtendは自動詞ですが、「うしろにto doしか続けられない」という形が同じなので、 ここでまとめて覚えておくと効率的です。
doingとto doで意味が変わる動詞
ここからは、remember・forget・regret・try・meanと、need・go onを扱います。 同じ動詞でも、doingかto doかで意味がはっきり変わります。
「実現済みか、まだ実現していないか」で考える5語
remember・forget・regret・try・meanの5語は、次の1本の軸でまとめて理解できます。 この5語のどれを使うか自体も、日本語の意味から判断してください(英文中に動詞は書いてありません)。
- doing:すでに実現・成立している内容(起きたこと、実際にやったこと)
- to do:まだ実現していない・これから先の内容(これからのこと、意図)
数年前、あの店で買い物をしたのを覚えている。
I ( )( )at that store years ago.
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「覚えている」なのでremember、買い物をしたのはすでに実現した内容なのでdoingを選びます。
会議室の鍵を返すのを覚えておいてください。
Please ( )( )( )the key to the meeting room.
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「覚えておいて(忘れないで)」なのでremember、鍵を返すのはこれから先の行為なのでto doを選びます。
そのドアに鍵をかけたことをすっかり忘れていた。
I completely ( )( )the door.
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「忘れていた」なのでforget、鍵をかけたこと自体はすでに実現しているのでdoingを選びます。having lockedという完了形の動名詞も文法的には成立しますが、標準的にはlockingで十分です。
出かける前に、忘れずにガスの元栓を閉めてね。
Don’t ( )( )( )off the gas before you leave.
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「忘れずに」なのでforget、ガスを消すのはこれから行う行為なのでto doを選びます。
彼女にあんなことを言ったことを後悔している。
I ( )( )such a thing to her.
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「後悔している」なのでregret、すでに言ってしまったことなのでdoingを選びます。
残念ながら、そのご依頼にはお応えできません。
I ( )( )( )that we cannot accept your request.
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これから伝える内容の前置きとして使う、丁寧な断り方の決まり文句です。 「言う」という行為はこれから行われる点で、to do側に分類できます。
彼は初めて、試しにスキーを滑ってみたが、思ったより難しかった。
He ( )( )for the first time, but it was harder than expected.
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「試しに滑ってみた」なのでtry、実際にやってみて結果が実現しているのでdoingを選びます。
彼は古いラジオを修理しようとしたが、うまくいかなかった。
He ( )( )( )the old radio, but it didn’t work.
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「修理しようとした」なのでtry、努力はしたが結果(うまく直ったか)が実現していないのでto doを選びます(うまくいかなかったので、むしろ失敗に近い内容です)。
この仕事を引き受けるということは、大阪に引っ越すということだ。
Taking this job would ( )( )to Osaka.
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「〜ということだ(帰結)」なのでmean、主語(Taking this job)とdoingの動作主が一致しているのでdoingを選びます。無生物主語のあとに、そこから読み取れる帰結をdoingで続ける形です。
彼女を怒らせるつもりはなかった。
I didn’t ( )( )( )her angry.
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「つもりはなかった」なのでmean、主語が人で意図を表しているのでto doを選びます。
needだけは別の軸:態(能動・受動)の違い
needは実現/未実現の話ではなく、doingのあとに来る名詞が「する側」か「される側」かで決まります。
この靴、もう洗う必要があるね。
These shoes ( )( ).
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靴は「洗われる」側なので、受け身の意味を持つdoingを使います。イギリス英語ではwant washingという言い方もあります(wantがneedと同じ意味になる用法)。
私はもっと運動する必要がある。
I ( )( )( )more.
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主語(I)自身が運動する側なので、ふつうの能動の意味でto doを使います。
go onも同じ構造
go onも同じように、doingとto doで意味が変わります。
雨の中でも、彼らは歩き続けた。
They ( )( )( )even in the rain.
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雨の中でも歩くという同じ動作を継続している内容です。kept on walkingも同じ意味で成立します。go on と keep on はほぼ同義です。
そのシェフは前菜を出し終えると、続けてメインディッシュを出した。
The chef served the appetizer, then ( )( )( )( )the main dish.
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前菜からメインディッシュへと、別の動作に切り替わっている内容です。
📚 動詞の語法シリーズの学習順序で、この記事が全体のどこに位置するか確認できます。
