似た意味の基本動詞の使い分けと、動詞のあとに前置詞をはさんでAとBを続ける型を、 4択20問で確認します。1問ずつ「解説を見る」を開くと、正解の理由だけでなく、 他の選択肢がなぜ不正解かも確認できます。
問1
She refused to ( ) a single word about what had happened at the meeting.
① say ② tell ③ speak ④ talk
解説を見る ▶解説を閉じる ▼
和訳:彼女は、会議で何があったかについて一言も話そうとしなかった。
- ① say(正解):say a word about A「Aについて一言言う」という定型的な結びつき。a single word(一言)が about と組み合わさっている。
- ② tell:tell は「人」を目的語にとる動詞。a single word のような発言内容そのものを直接目的語にはとれない。
- ③ speak:否定・拒否の文脈では speak a word も使われるが、この文では about が続くので say を選ぶ。
- ④ talk:talk も原則自動詞。発言内容を直接目的語にはとらない。
問2
Could you ( ) me the way to the nearest station?
① say ② tell ③ speak ④ talk
解説を見る ▶解説を閉じる ▼
和訳:一番近い駅までの道を教えてもらえますか。
- ① say:say は「人」を目的語にとれない。✕ say me という形は不成立。
- ② tell(正解):tell A B「A(人)にB(情報)を伝える」。me と the way の2つの目的語を続けられるのは tell だけ。
- ③ speak:speak は自動詞で、この文型(人+情報)はとらない。
- ④ talk:talk も自動詞で、この文型はとらない。
問3
I’d like to ( ) to the manager about a problem with my order.
① say ② tell ③ speak ④ discuss
解説を見る ▶解説を閉じる ▼
和訳:注文の件で問題があるので、マネージャーとお話ししたいのですが。
- ① say:say は発言内容そのものを目的語にとる語で、say to A about B のように about で話題を示す形はとらない。
- ② tell:tell は人を直接目的語にとる動詞なので、to を挟む形にはできない(✕ tell to the manager/○ tell the manager)。
- ③ speak(正解):speak to A「A(人)に話す」。改まった場面で人と話したいことを伝えるときによく使う形。
- ④ discuss:discuss も他動詞で前置詞は不要(discuss the problem)。to the manager のように前置詞を挟む形では使わない。
問4
We stayed up all night ( ) about our plans for the future.
① saying ② telling ③ speaking ④ talking
解説を見る ▶解説を閉じる ▼
和訳:私たちは将来の計画について、一晩中語り合った。
- ① saying:say は原則、that節や発言内容を目的語にとる語。about A の形とは結びつかない。
- ② telling:tell は tell A about B のように「人」を続ける必要がある。この文には人がないので、about が直接続く形では成立しない。
- ③ speaking:speak about A も文法的には成立するが、演説的・改まったニュアンスが強く、一晩中語り合うという打ち解けた場面には talk のほうが自然。
- ④ talking(正解):talk about A「A(話題)について話し合う」。原則自動詞で、双方向のカジュアルな会話を表す。
問5
He managed to ( ) his father into lending him the car for the weekend.
① say ② tell ③ speak ④ talk
解説を見る ▶解説を閉じる ▼
和訳:彼はなんとか父親を説得して、週末だけ車を貸してもらった。
- ① say:say A into doing という形は存在しない。
- ② tell:tell A into doing という形も存在しない。
- ③ speak:speak A into doing という形も存在しない。
- ④ talk(正解):talk A into doing「A(人)を説得して…させる」。他動詞として使うこの形は talk だけがとれる。managed to のあとなので原形になる。
問6
The road sign clearly ( ) “No parking between 8 a.m. and 6 p.m.”
① says ② tells ③ speaks ④ talks
解説を見る ▶解説を閉じる ▼
和訳:その道路標識には「午前8時から午後6時まで駐車禁止」とはっきり書いてある。
- ① says(正解):say は掲示や表示に「…と書いてある」という意味でも使い、うしろに書かれている文言をそのまま置ける。
- ② tells:tell はこの「掲示に書いてある」という意味では使わない。
- ③ speaks:speak も同様にこの意味では使わない。
- ④ talks:talk も同様にこの意味では使わない。
問7
The prosecutor ( ) him of stealing company funds.
① blamed ② accused ③ deprived ④ robbed
解説を見る ▶解説を閉じる ▼
和訳:検察官は、会社の資金を横領した罪で彼を告発した。
- ① blamed:blame A for B「B(悪事)のことでAを非難する」の形をとる。blame A of B(誤り)という形は存在しない。
- ② accused(正解):accuse A of B「B(犯罪・悪事)の理由でAを訴える」。stealing company funds という罪状と結びつく。
- ③ deprived:deprive A of B は「AからB(地位・権利など)を奪う」の意味で、罪状を述べるこの文脈には合わない。
- ④ robbed:rob A of B は「AからB(金品)を奪う」の意味の動詞で、罪状を告発する文脈には合わない。
問8
The scandal ( ) him of any chance of winning the election.
① robbed ② accused ③ blamed ④ warned
解説を見る ▶解説を閉じる ▼
和訳:そのスキャンダルは、彼から選挙に勝つ可能性を奪った。
- ① robbed(正解):rob A of B「AからB(お金・物品、ここでは可能性)を奪う」。any chance of winning という奪われたものが of のうしろに来ている。
- ② accused:accuse A of B「B(犯罪・悪事)の理由でAを訴える」の意味で、何かを奪うという文意には合わない。
- ③ blamed:blame A for B の形をとる動詞で、blame A of B という形は存在しない。
- ④ warned:warn A of B「AにBを警告する」の意味で、奪うという文意には合わない。
問9
Heavy traffic on the highway ( ) us from arriving at the airport on time.
① prevented ② provided ③ discouraged ④ reminded
解説を見る ▶解説を閉じる ▼
和訳:高速道路の渋滞のせいで、私たちは時間通りに空港に着けなかった。
- ① prevented(正解):prevent A from doing「Aが…するのを妨げる」。渋滞が原因で到着できなかったという因果関係に一致する。
- ② provided:provide A with B「AにB(機器・備品)を供給する」の形をとる動詞で、from doing の形はとらない。
- ③ discouraged:discourage A from doing は「意欲をそいで思いとどまらせる」で、相手の気持ちに働きかける語。渋滞が物理的に到着を妨げるこの文には prevent が合う。
- ④ reminded:remind A of B「AにBを思い出させる」や remind A to do の形をとる動詞で、from doing の形はとらない。
問10
Lack of sleep can ( ) you from concentrating on your work.
① keep ② provide ③ equip ④ accuse
解説を見る ▶解説を閉じる ▼
和訳:睡眠不足は、仕事に集中することを妨げることがある。
- ① keep(正解):keep A from doing「Aに…させない」。睡眠不足が原因で集中できなくなるという因果関係に一致する。
- ② provide:provide A with B「AにB(機器・備品)を供給する」の形をとる動詞で、from doing の形はとらない。
- ③ equip:equip A with B「AにB(機器・備品)を備え付ける」の形をとる動詞で、from doing の形はとらない。
- ④ accuse:accuse A of B「B(犯罪・悪事)の理由でAを訴える」の形をとる動詞で、from doing の形はとらない。
問11
The hotel room was fully ( ) with a kitchen, a washing machine, and free Wi-Fi.
① equipped ② accused ③ deprived ④ robbed
解説を見る ▶解説を閉じる ▼
和訳:そのホテルの部屋には、キッチンや洗濯機、無料Wi-Fiが完備されていた。
- ① equipped(正解):equip A with B「AにB(機器・備品)を備え付ける」の受動態。部屋に設備が備わっているという文意に一致する。
- ② accused:accuse A of B「B(犯罪・悪事)の理由でAを訴える」の形をとる動詞で、この文脈には無関係。
- ③ deprived:deprive A of B「AからBを奪う」の意味で、備え付けるという文意とは逆になる。
- ④ robbed:rob A of B「AからBを奪う」の意味で、同じくこの文脈には合わない。
問12
The teacher ( ) the students for their excellent performance in the contest.
① blamed ② praised ③ warned ④ informed
解説を見る ▶解説を閉じる ▼
和訳:先生は、コンテストでの素晴らしい成績を理由に生徒たちをほめた。
- ① blamed:blame A for B「B(悪事)のことでAを非難する」の意味で、良い成果をほめるこの文脈とは逆になる。
- ② praised(正解):praise A for B「B(理由)のことでAをほめる」。excellent performance という理由と結びつく。
- ③ warned:warn A of B「AにBを警告する」の形をとる動詞で、for B の形はとらない。
- ④ informed:inform A of B「AにBを知らせる」の形をとる動詞で、for B の形はとらない。
問13
Many critics ( ) this novel as one of the greatest works of the century.
① blame ② provide ③ regard ④ deprive
解説を見る ▶解説を閉じる ▼
和訳:多くの評論家が、この小説を今世紀最も偉大な作品の1つとみなしている。
- ① blame:blame A for B「B(悪事)のことでAを非難する」の形をとる動詞で、as B の形はとらない。
- ② provide:provide A with B「AにB(機器・備品)を供給する」の形をとる動詞で、as B の形はとらない。
- ③ regard(正解):regard A as B「AをBとみなす」。this novel=one of the greatest works という関係が成り立つ。
- ④ deprive:deprive A of B「AからBを奪う」の形をとる動詞で、as B の形はとらない。
問14
I can’t ( ) you enough for all the support you gave me during my illness.
① blame ② thank ③ warn ④ accuse
解説を見る ▶解説を閉じる ▼
和訳:闘病中にいただいたあらゆる支えに、いくら感謝してもしきれません。
- ① blame:「非難する」の意味で、感謝を表すこの文脈とは逆になる。
- ② thank(正解):thank A for B「Bに対してAに感謝する」。cannot … enough「いくら…しても足りない」という強調表現とセットでよく使われる。
- ③ warn:「警告する」の意味で、この文脈には無関係。
- ④ accuse:「告発する」の意味で、この文脈には無関係。
問15
The small bookstore in our town always ( ) us with the latest releases.
① equips ② supplies ③ deprives ④ robs
解説を見る ▶解説を閉じる ▼
和訳:私たちの町の小さな本屋は、いつも最新刊を私たちに供給してくれる。
- ① equips:equip A with B「AにB(機器・備品)を備え付ける」も文法的には成立するが、「機器・備品を備え付ける」という意味が中心で、本の供給には supply のほうが自然。
- ② supplies(正解):supply A with B「AにBを供給する」。本屋が本を供給し続けるという文意に一致する。
- ③ deprives:deprive A of B「AからBを奪う」の意味で、供給するという文意とは逆になる。
- ④ robs:rob A of B「AからBを奪う」の意味で、同じく逆の意味になる。
問16
The nurse ( ) the patient of the risks before the surgery.
① informed ② supplied ③ equipped ④ furnished
解説を見る ▶解説を閉じる ▼
和訳:看護師は手術前に、患者にリスクを知らせた。
- ① informed(正解):inform A of B「AにBを知らせる」。手術のリスクを患者に伝える内容に一致する。
- ② supplied:supply A with B「AにBを供給する」の形をとる動詞で、of B の形はとらない。
- ③ equipped:equip A with B「AにB(機器・備品)を備え付ける」の形をとる動詞で、of B の形はとらない。
- ④ furnished:furnish A with B「AにBを供給する/備え付ける」の形をとる動詞で、of B の形はとらない。
問17
This medicine finally ( ) me of the terrible headache I’d had for days.
① cured ② convinced ③ reminded ④ suspected
解説を見る ▶解説を閉じる ▼
和訳:この薬は、何日も続いていたひどい頭痛からついに私を治してくれた。
- ① cured(正解):cure A of B「A(病人)からB(病気)を治す」。頭痛が治ったという文意に一致する。
- ② convinced:convince A of B「AにBを確信させる」の意味で、病気を治すという文脈には合わない。
- ③ reminded:remind A of B「AにBを思い出させる」の意味で、治療の文脈には合わない。
- ④ suspected:suspect A of B「AにB(犯罪)の嫌疑をかける」の意味で、この文脈には無関係。
問18
This photo always ( ) me of the summer we spent at my grandmother’s house.
① cures ② convinces ③ reminds ④ clears
解説を見る ▶解説を閉じる ▼
和訳:この写真を見るといつも、祖母の家で過ごした夏を思い出す。
- ① cures:cure A of B「AからBを治す」の意味で、思い出すという文脈には合わない。
- ② convinces:convince A of B「AにBを確信させる」の意味で、この文脈には合わない。
- ③ reminds(正解):remind A of B「AにBを思い出させる」。写真を見て夏を思い出すという文意に一致する。
- ④ clears:clear A of B「A(場所)からBを取り除く」の意味で、この文脈には合わない。
問19
She always ( ) me of my older sister; they have the same way of laughing.
① reminds ② strikes ③ regards ④ informs
解説を見る ▶解説を閉じる ▼
和訳:彼女はいつも私に姉を思い出させる。2人は笑い方が同じなのだ。
- ① reminds(正解):remind A of B「AにBを思い出させる」。笑い方が似ていることから姉を思い出すという文意に一致する。
- ② strikes:strike A as B「AにBという印象を与える」の形をとり、of B の形はとらない。
- ③ regards:regard A as B「AをBとみなす」の形をとる動詞で、of B の形はとらない。
- ④ informs:inform A of B「AにBを知らせる」の形だが、「彼女は私に姉についての情報を知らせる」という別の意味にしかならず、笑い方が似ていることから連想するというこの文意には合わない。
問20
It ( ) me as strange that nobody in the office knew about the change.
① reminded ② regarded ③ struck ④ informed
解説を見る ▶解説を閉じる ▼
和訳:オフィスの誰もその変更を知らなかったのは、私には奇妙に思えた。
- ① reminded:remind A of B「AにBを思い出させる」の形をとる動詞で、as B の形はとらない。
- ② regarded:regard A as B「AをBとみなす」の意味だが、主語が意図的にみなす動詞であり、it(形式主語)を主語にしたこの構文には合わない。
- ③ struck(正解):strike A as B「AにBという印象を与える」。it(that以下の内容)が strange という印象を与えるという文意に一致する。
- ④ informed:inform A of B「AにBを知らせる」の形をとる動詞で、as B の形はとらない。
📚 動詞の語法シリーズの学習順序で、この記事が全体のどこに位置するか確認できます。
